退職時に「裏切り者」と言われた時の5つの考え方を大発表!

悩んだ末に、退職を決断したあなた。

いざ上司に退職を報告すると、「裏切り者!今まで散々面倒を見てやったくせに、退職するのか!」と言われて、不安な気持ちでいると思います。

上司に裏切り者扱いされて、退職することを諦めようとしていませんか?

上司に「裏切り者」と言われてつらい気持ちもわかりますが、それを理由に、せっかくのあなたの決断が揺らいでしまうのは、もったいないです。

今回は、退職時に「裏切り者」と言われた時の5つの考え方をご紹介します!

①気にしない

「裏切り者」と言われても、気にしないようにしましょう。

「いやいや、分かるけど気にしないのは無理だよ」と思われるかもしれません。

 

あなたの決断に対して批判的で、しかも「裏切り者」とまで言われてしまうと、いい気はしませんよね。

しかし、裏切り者扱いされたことを理由に、退職を諦めてしまうのは本末転倒です。

 

私も退職を決断し、いざ上司に告げた時に「あんなに面倒見たのに、辞めるの?」と言われ、悲しい気持ちになったことがあります。

「本当に退職していいのか?」と悩みましたが、最終的には退職を諦めませんでした。

 

その時の私は、「たとえ裏切り者扱いされても、もう退職すると決めたのだから、気にしないことにしよう」と気持ちを切り替えました。

結果的に、退職に向けての準備を整えることができたので、この考え方は間違っていなかったのだと思いました。

 

上司からの一言で傷ついてしまうのは、あなただけではありません。

しかし、あなたの今後を決めるのは、上司ではなくあなた自身です。

裏切り者扱いされるのを気にして、退職を諦めて、その会社に勤め続けることに、あなたは納得できるでしょうか。

上司の発言を気にしたところで、あなたの今後の仕事が、改善されるわけではありません。

あなた自身を裏切らないためにも、上司からの言葉を気にするのは、やめましょう。

 

②反発しない

裏切り者扱いされていい気はしませんが、言い返して口論になるのはやめましょう。

あなたは今まで、会社のために頑張ってきたと思います。

それなのに、「裏切り者」呼ばわりされることに、納得いかない気持ちは分かります。

それでも、今ここで角が立つようなことがあると、スムーズに退職するのが難しくなるかもしれません。

 

あなたが退職するという話を聞いた上司が、あなたを冷ややかな目で見たり、今までと違う扱いをしてくると、もやもやとした気持ちになりますよね。

いっそのこと、やり返してやろうと考えてしまかもしれませんが、実際に反発する行動をとるのは、控えましょう。

「何か悪いことでもしましたか?」なんて嫌味ごとを言いたい気持ちを、ここではグッと堪えてください。

 

退職までの過程は、あなた一人で出来るものではありません。

仕事の引き継ぎや、書類の作成など、会社の協力も必要不可欠です。

退職することを目標にして、周りにはとにかく「申し訳ございません」という態度を取りましょう。

今この場で、言い争いを始めても、相手にとってもあなたにとっても、得することはありません。むしろ、今まであなたが積み上げて来たものさえも、否定されかねません。

「言い返したい!」という気持ちを抑えて、あくまで謙虚に、退職まで仕事をこなしましょう。

 

③文句を言ってくるのは一部だけ

勘違いしないで欲しいことがあります。

それは、「会社の全員があなたを裏切り者扱いしているわけではない」ということです。

 

上司一人に、「裏切り者!」なんて言われると、「他の人も、同じように考えているのだろうか」と嫌な想像をしてしまいがちです。

しかし、実際にはあなたに対して文句を言っているのはわずかで、ほとんどの人はあなたを裏切り者扱いしません。

 

あなたの会社にも、退職をしていた人がいたと思います。

その人のことを、想像してみてください。

その人が退職すると知って、あなたはその人のことを「裏切り者」だと思いましたか?

「退職するくらいで、裏切り者扱いなんてしない」という回答が、ほとんどだと思います。

むしろ「次の場所でも、頑張ってほしいな」という気持ちや、「あまり面識がなかったから、よく分からないな」と考えませんでしたか?

 

あなたの退職に関しても、同じです。

あなたを裏切り者なんて言うのは一部で、ほとんどの人が、あなたを応援している、もしくは面識がないので興味がない、ということになります。

「周りの人全員が、私の退職に批判的なのでは?」という考えを、抱く必要はありません。

ごく一部の言葉を真に受けず、あなたを応援してくれる人がいると、考えましょう。

 

④会社との関係はあくまで契約

結局のところ、あなたと会社の関係は、雇用契約という、働く契約をした者同士、という域を出ません。

その会社に勤めている上司が、あなたのことを何と言おうと、契約を結んでいるのは、あなたと会社です。

上司に裏切り者扱いされようが、「自分は、この会社との契約をやめるだけだ」という考え方をしてみましょう。

 

私たちの普段の生活では、売買契約や賃貸契約など、様々な契約が行われています。

それと同様に、あなたと会社の関係は、雇用契約をした関係にあります。

上司や同僚と親しくなったり、協力して仕事をこなして行けば、当然、情も沸くでしょう。

しかし、情に縛られて、あなたの退職する意思が薄れてしまうのは、良いとは言えません。

 

せっかくあなたが、退職という大きな決断をしたのに、周りとの関係を気にして思い悩んでしまうのは、周りの人も望まないでしょう。

少し冷たく感じてしまうかもしれませんが、「退職=会社との契約を終わらせるもの」という、単純なものに置き換えましょう。

今までお世話になった場所や人から、離れるのは寂しく感じてしまいますが、その人たちとの関係を大切にするあまり、退職という手段を放棄するのは、危険です。

会社との契約関係を終わらせれば、上司に裏切り者と言われても、関係ありません。

「あくまで自分は、この契約を終わりにするだけ」と考え、裏切り者扱いする声には、耳を貸さないようにしましょう。

 

⑤自分の決断を尊重する

上司や周りから、どのように思われようと、最終的には、あなた自身の考えを大切にしましょう。

なぜなら、あなたの人生を決めるのは、あなた自身だからです。

 

仮に会社にとってあなたが裏切り者だとしても、会社があなたを裏切らないとは限りません。

多様化した現代では、働き方に変化が生じていますし、終身雇用も保証出来ない時代が来ています。あなたが会社を退職しなくても、会社側から解雇を切り出さないとは限りません。

 

先程述べたように、会社とあなたはあくまで契約関係ですし、お互いの協力で、お互いの暮らしが、成り立っています。

あなたは、多くの人のお世話になったと同時に、相手も、あなたの世話になっているのです。

その中で決断した、退職というあなたの意思を疎かにすることはやめましょう。

 

多くの人にお世話になったと感じるならば、退職までに、その感謝の気持ちを相手に伝えれば良いのです。

退職そのものが、裏切り行為になるはずはありません。

あなたは今までの間、悩みながらも会社に貢献して、最終的に退職という道を決断したのです。

あなたが悩みながらも出した答えを、あなた自身が大切にしてあげましょう。

 

まとめ

今回は「退職時に「裏切り者」と言われた時の5つの考え方」をご紹介しました。

  • 気にしない
  • 反発しない
  • 文句を言ってくるのは一部だけ
  • 会社との関係はあくまで契約
  • 自分の決断を尊重する

 

上司に何か文句を言われても、全く気にする必要はありません。

あなたが考えた末に出した結論なので、あなた自身の意思を優先すべきです。

会社にずっと勤めて続けることだけが、あなたにとっての成長や幸せに繋がるとは限りません。

新たな決断をしたあなた自身を責めるのは辞めて、裏切り者と呼ぶ声は気にせず、新しい道に進んでいきましょう。

あなたの前に進む決断を、私は応援しています。

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